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『ダークナイト』がただごとではない

★★★★★

昨日めずらしく早く退社できたので、会社帰りに話題の映画『ダークナイト』を見てきました。
噂に違わぬ傑作で、しばし絶句。冒頭からずっと、ただならぬ気配と異様な緊張感につつまれた映画でした。

バットマンの立ち位置はもともとグレーゾーンな訳で(劇中では“自警市民”と呼ばれています)、「法で裁けぬ悪人を懲らしめる」という大義名分も、「では“悪”とは何だ?」という相対的なクエスチョンの前では色あせて見えます。
先日『GALACTICA』のエントリーでも書きましたが、やはり9.11テロとそれに続くイラク戦争がアメリカ社会に与えた影響は大きかったのでしょう。「“敵”にも正義があるのだ」ということを知り、無邪気に“自らの正義”を信じられなくなったアメリカという国の苦悩を感じました。
そうかといって、哲学的な小難しい映画にせず、きっちりエンターテインメントとして成立させたクリストファー・ノーラン監督の手腕は見事という他ありません。バットマンとジョーカーは表裏一体、どちらに転ぶかは紙一重の差しかないのだ、と観客が気付く頃にトゥーフェイスが登場!…と、心憎い演出もあったりして。うーん、上手い!
新登場のバットポッド(バイク)もイカしてました。あんなにぶっといタイヤで曲がれるとは思わなかったけれど、格好良く走ってましたよ。
ジョーカー=ヒース・レジャーの、(まさに)鬼気迫る演技に話題が集中しがちですが、主役・バットマン=クリスチャン・ベールも負けじと陰影に富んだ芝居を見せてくれたように思います。なんせ『アメリカン・サイコ』の主役のひとですし(^_^;)

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