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LOVE MY LIFE

★★★☆☆

いつの間に公開していたのやらまったく知らない作品だったのですが、アマゾンでDVDをお勧めされてつい購入。う~…すっかり重症の1-Click中毒患者になっている…。
というわけで、完全ノーマークの作品だったんですが、思いがけず(失礼)佳作でした。公式サイトがまだ生きているので、作品についての詳しいことはこちらで。

女の子(エリー=今宿麻美)を好きになってしまった女の子(いちこ=吉井怜)の、ガールズ・ラブな話なんですけど、主演の2人がとても素敵でした。今宿麻美さんはカリスマモデルだそうで、納得のかっこ良さでした。吉井怜さんも、こんな可愛い女優になってたんだとびっくり。
いちこは自分のパパに、割と気安く「女の子が好きになっちゃった」とカミングアウトするんですね。この時点では“普通より理解のある父”としか思っていないから。予想通りパパは理解してくれるんですが、それはいちこが予想していた理解とはずいぶん違っていて、「パパはゲイなんだ」と“カミングアウト返し”されてしまうんですよ。ふんわりした空気の中でやり取りされるこのあたりの会話がおかしくって。カウンターパンチを食らったみたいにポカンとするいちこの表情もおかしい。
いちこには大学にタケちゃんというゲイの友だち(高橋一生)もいるんですが、彼が凄くいい味出してます。彼のいろいろな台詞は多分この映画のポイントになっていて、ぐっときますよ。
いちこは最初、あらゆることに無自覚なんです。他のキャラクターがみな自分の性に対して自覚的なのに対して。同一の性を持つ人をただ好きに「なっちゃった」という感じ。世間的にエリーとの関係はあまり理解されないだろうなぁという、ぼんやりした怯えはあるみたいですけど、まだ自分が差別されたり、否定されたりした経験がないので、いまひとつ甘アマなんですね。エリーやタケちゃん、そしてパパも今までの人生で何度か辛い思いをして、自覚的にならざるを得なかったのでしょう。彼らは、人生をとても真摯に生きているように見えるんです。それは、たぶん今でも、痛みを強く感じながら生きているから。

ストーリーの語り口は軽い当世風というか、ポップな雰囲気なんですが、『自分の人生を愛する』って?…という普遍的なテーマを、ガールズ・ラブという切り口でチャーミングに描いた作品だと思いました。とても優しい映画です。

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